《MUMEI》
10月24日AM7:00
秋。少し肌寒い朝。そんなときに、とある場所のとあるベッドに二人の少年…のうちの一人が眠っていた。

起きているのは、黒髪の少年…赤里陽叉夜。

眠っているのは、銀髪の少年…青谷吹雪。

寝ている吹雪はまったく問題無いのだが、陽叉夜はおもいっきり困っていた。

「(…オイオイッ!これ起きていいの!?駄目なの!?誰かァァァァッ!!!)」

約三十分前からこんな調子である。今の状況は、吹雪が陽叉夜の腰にしっかり抱きついている。なので、今陽叉夜が体を起こしてしまうと、必ず吹雪も起きてしまうのだ。

「(…よし、起こそう。今日日曜で今七時だけどッ)…おーいっ吹雪ィーッ起きろーッ」
「んーッあれ?もう朝?じゃあ…おはようのちゅーして?」
「え…いや…ぜ、全力で遠慮させてもらう」

陽叉夜は滝のように汗を流し、拒否した。しかし、時すでに遅し。

ちゅっ!

いつの間にか自分の唇と吹雪の唇が重なっていることに気付く陽叉夜。

「〜〜〜〜〜ッ!!」

顔を真っ赤にして吹雪を睨む陽叉夜。それとは反対に陽叉夜の反応を楽しんでいるように笑う吹雪。

「〜〜ッおおおおお前ッああ朝からななッ何をッ!!」
「だって陽叉夜が可愛いんだもん☆」

なおも笑う吹雪。そしてさらに顔を赤くする陽叉夜。

「まあそれはそれとして…今日でぇと☆しようかっ!」
「はぁッ!?てゆーか俺ら付き合ってねぇしっ!」

「もうちゅーしたんだし気にすんな☆それとも拒否して夜にベッドの上であーんなことやこーんなこ「わ、分かったから!行くから勘弁してくれっ!」…チッ」

「え?さっき舌打ちした?」
「してないよ☆よし、じゃあとりあえず朝ごはん食べようか☆」
「お、オウ!」







〜あとがき〜
陽「意味不明だなァ、オイ」
吹「何やってんだよ紫銀〜」
紫「す、すみませんっ!初めてのBLだったもんで…」
陽/吹「「関係あるかァァァ!!」」
紫「ひぃぃぃぃっ!!す、すみませんッ!!!!読者の皆様、大体こんなかんじでございますっ!!どうか今後も生暖かい目でみまも…イタイイタイ!!吹雪さんそこ痛…いやァァァァァァァァァッ!!!」

ーー紫銀の死亡確認☆ーー

代理・夜霧「すみません。そして紫銀が痛い子ですみません。こんなかんじですが今後も"妄想日記"をよろしくおねがいします。」



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