《MUMEI》
俺の番
俺が学校に着いたのは

午後の授業が始まる5分前だった。

教室に入り
席に近づいて行くと

翔が「うわっ優斗、社長出勤かよっ!!」と言った。

香奈も「優斗おはよっ♪早くしないと授業始まっちゃうよっ。」っと声をかけた。

チャイムがなり
授業が始まった・・・。

俺は一息つき
授業に集中した。

そして5時間目が終了した。

休憩になると
翔と香奈が「今日どうしたの??」と聞いてきた。

俺は「いや、ただ寝坊しただけ。」っとそっけない答えを返した。

この2人に
考え事していて寝付けなかったと言ったら
しつこく聞いてくるに違いない。

そして他愛もない話をしてる間に
次の授業を知らせるチャイムが鳴った。

授業中にふと江上が視界に入った。

・・・・・・・・・・・!!!

そして自分の立場を
思い出した。

今日のクラス委員は俺の番だった!!

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