《MUMEI》
ジョーという男。
ジョーはバイト先の店長。
色白で背が高くて少し猫背。

たれ目の甘い顔立ち。

後ろ姿が、かっこよかった。
車持ちの彼氏なんてまだまわりの友だちにはいなかった。


だけど。


お心が弱い人で。。。


家庭環境が複雑。
自信過剰。
プライドが高い。
そのくせ、別れ話になると泣く。
ナンパしに行って来ると、平気で出掛ける。
怒ると手がつけられない。
同じバイトの男の子があたしと付き合ってると嘘をばらまいて、なぜかあたしをくどくど叱って泣いて謝った。

ところ構わずHをする。
嫌だという言葉は通じない。



夜の駐車場の中。


あたしは服を脱いでされるがまま。


車の窓から月が見えた。


何度その月を見ながらバレないように泣いた事か。


ジョーとのH。

苦痛でしかたがなかった。
Hなんて大っ嫌いだった。

こんなのをみんなしてるんだ。
これが当たり前なんだ。

と勘違いしていた。


このレイプまがいのセックスのせいで以後付き合う男性に毎回話し合わなくちゃいけなくなった。

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