《MUMEI》

リューク「ロボットってのも、なかなかやるじゃないか…。


…キラ(しずか)のヤツもうかうかしてられないな。


…これでオレの退屈も紛れるってもんだ。…フハハハハ!」



リュークは、のび助の背後に佇みながら、高笑いに興じていた。



その声は、のび助やドラミの耳には届かない――…。



*ドラミ「じゃあ、また連絡します…。


…どうか、ご無事で……。」



ドラミの祈るような表情を最後にモニターは真っ暗になった…。



のび助は呆然とした面持ちで、タイム電話の受話器を置くと――…



のび助「ハアァ……」



――…深い溜め息をついた。

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