《MUMEI》

―――… ギリリッ …!



しずか「どうやらドラミちゃんの力を見くびっていたようね…。」



私は奥歯を軋ませながら唸ったの。



リューク「おい、どーすんだ?


…このままじゃ、お前に辿り着くのも時間の問題だろ?(笑)」



その表情から感情を読み取るのは難しいけど、どうやらリュークは面白がってるようだったわ。



私はそんな死神への苛立ちを隠しつつ、冷静に事態を分析する。



とにかく今は時間が惜しかったから――…。



しずか「だとすれば…。


…一刻も早くドラミちゃんも片付ける必要がありそうね…。」

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