《MUMEI》

そんなヒソヒソ声に祐騎は言い返す。



祐「うるせーなぁ……髪の色くらい別にいいだろ?」


そう言うと、ヒソヒソ声は聞こえなくなった。



「行くぞ」と祐騎は俺の制服を引っ張った。



輝「あっ、ちょっ……」



祐騎は真っ直ぐ前を見て歩いていた。



そして



祐「あんな事、気にすんなよ」



と呟いた。



輝「う…うん。ありがとう」



俺が笑うと、祐騎も微笑んだ。

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