《MUMEI》
さむいくに
10000で伝えきれなかった数の分を手の温度が補って
ゼロから始まるきみの番号を手を振りながら繰り返す

ヘッドライトふるえてる
きみを象ってどこかへ

ぼくの声ふるえてる
さようなら 掻き消える


夢の中 夢みたいな
きみに夢中
同じ空 オーロラ見たいな


伝達の術 探している
ぼくはまだ 電話してる
女の子みたいな可愛く
絵文字も使えないから

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