《MUMEI》

「なんか……老けた?」

木下先輩との間にしっかりとウチ先輩は入る。


「お互い様です。」


「七生の白髪、かっこよくて好きだよ。」

ウチ先輩が来て気付いたが、木下先輩は緊張が解れたようだ。


「まあね……俺ってかっこいいからね!あと、フラフラすんな、買い物途中だったろ!」

俺と木下先輩の接触はあまり良いものじゃなかったらしい。
ウチ先輩に促されて木下先輩は買い物へ行った。

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