《MUMEI》
ジョーという男 2
このまま付き合っていくのは辛すぎる。


ジョーのこと好きなのかわからない。


何度も別れようと思った。

でも駄目だった。

長い話し合いで結局、ジョーを見捨てる事は出来なかった。

ジョーは孤独な人だったから。

家族なんてバラバラで誰も頼れる人はいなかった。

あたしは、ごく普通の温かい家族の中で育ったからジョーの悲しみ、苦しみを聞くと離れる事は出来なかった。


でも、所詮は15歳。

ジョーの悲しみを背負うのには若すぎて、あたしまで闇に連れていかれそうだった。


そして耐えきれなくて逃げ出した。


ごめんね、ジョー。
あんたと付き合うのはもう無理。

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