《MUMEI》 (まだ…) ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!! 「ナイスカットぉぉッ!!!!!」 ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!! (走れんのか…おめーは…) ボールは、 千葉の手に。 「はぁ……はぁ……」 「追えッ!!!!!」 「絶対打たせんなッ!!!!!」 「そいつは…」 (絶対決めて来るぞ…) この時… 初めて桜井の脳裏に、 『敗北』 その2文字が浮かんだ。 …………… 『…何でウチ?』 …………… 観客席。 ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!! 「決めるか…!?」 ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!! 「あいつは…負けねぇ…」 ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!! …………… 「望夢ッ!!!止めろッ!!!」 ぐっ… (たり…め〜だ…) キーパー奥本。 これまで以上の緊張感が、 彼を襲った。 ………… (何でウチ… もう1度、 その問いを問われたとして、 俺は迷わず、 前と同じ…いや… 前よりも強く、 はっきりとした言葉で答えます。) …………… 「行けぇぇぇぇッ!!!!!!!!!」 …………… …このプレーが勝敗を決した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |