《MUMEI》

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二回目になると、長いんだよね〜終わるまでの時間が…



「愛紗…愛紗…」
佐伯の癖…ヤリながら、耳元で囁く。



「アッ…アン…」
…煩わしい。



「愛紗…俺…出来る限りの事をしてあげるから…」



「ウッ…ウ…ウン、ハッ…」
…ウザッ。



「ハッ、ハッ…愛紗…気持ちいい?俺…も…イキ…そう。」



…私は不感症だよ…早く終わってよ…



佐伯は、腰を激しくグラインドさせて二度目の絶頂を迎えた。


「じゃ、私…シャワー浴びるから…」


そう言って向けた背中に、佐伯は抱きついて来た。


そして、無理矢理、キスしようとした。


「止めて!!キスだけは、しない約束でしょう!!」
私は 叫んだ。


「あ、ああ…そうだった、悪い…」
バツが悪そうに、佐伯は私を離した。


そう、私はキスだけは、誰にも許さなかった。それが、私のポリシー。

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