《MUMEI》

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佐伯がシャワーを浴びて、出て来た。


「なあ、愛紗〜これから学校行くのか?」


「う〜ん、ど〜しょっかな〜?ダルい気もするけど…」


今日は水曜日〜普通の学生は、勉強に励む(笑)
私は…なんだ?保健体育の勉強って事だ。あと…秘密。


あ〜ダルい、ダルい。学校止めるかな〜つまんないし…。


「決めた〜今日はサボる〜。」
佐伯の運転する車の中で、私はチラリと佐伯を見た。


「ん〜やっぱりな(笑)」


私は、ムッとしながら「佐伯のせいだからね!」と言った。


「え〜俺?なんで?」


「二回もしたし〜イクのが遅い!こんな時間になったじゃない。」


「ひどいな、愛紗。」

笑いながら、佐伯は私に財布を投げた。


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