《MUMEI》 . 「ん、何?これ…」 「制服じゃ、ゆっくり遊べないでしょう?着替え買いな!」 「佐伯〜気が利くじゃん!大好き!」 「お〜こんな時だけな…、いいさ、俺は愛紗の奴隷だよ。」 それじゃ〜と財布から3万取り出す。佐伯にヒラヒラと見せて財布を返す。 「なんだ?それっぽっちでいいのか?」 佐伯は、不満そうに呟いた。 「充分だよ、ありがとうね。」 私は、笑顔でそう言った。 「ここで、いいのか?」 「うん、ありがとう、じゃまたね!」 私は、佐伯の車から降りた。行き付けのショップの前だ。 佐伯は、クラクションを短めに鳴らして、軽やかに車の波に紛れて消えた。 それを見送った後…私はショップのドアを開けた。 …40分後〜私服姿の私がいた。 . 前へ |次へ |
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