《MUMEI》

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「こっちおいで…愛ちゃん…おじいちゃんと遊ぼう…」


「うん、おじいちゃん」


…あ…ダメ…いっちゃ…止めなよ…バカ…


「なにして遊ぶの?」


…に…げて…はや…く…逃げろよ…バカア…


「なんで?おじいちゃん〜下着はいてないの?」


「愛紗も脱ぐの?やだ…くすぐったい…おじいちゃん?気持ちいいの?」


ガバッ…バタバタ…
私は、布団から飛び出し…トイレで嘔吐した。


「ウゲッ…ゲ…ガハッ…」


久しぶりに見たな。あの夢…


私のトラウマになった出来事。


それは、私が幼稚園の時だった。


父が単身赴任先で、大怪我をして、母が付き添う為に 祖父母の家に預けられた時の事だった。


祖父母は優しい人で、私を可愛いがってくれた。


祖母が買い物に行ってる時、祖父が私を呼んだ。


私は六歳だった。
祖父は、遊びだと言って、私の下着を脱がせ、私の身体中を愛撫し秘部に彼自身を宛がって擦り合わせた。


そこまでの行為だったが…そのイケナイ遊びは小3まで続いた。


私はその遊びが、重大な意味を持つ事を知ったのは…中学になってからである。


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