《MUMEI》
受け継がれる意志
……………













15分。


たったそれだけの間に、


全ては終わっていた。















……………















…ワーワーッ!!














……………













(ん…)



遠くから聞こえる大歓声に、


ようやく気付いた。



「…えっ?」



状況が掴めない千葉。


自分がいたのはロビー。


さっきまでコートに立っていたはずの自分。



(あれ…?)



周りには間違いなく、


チームメイトと監督がおり、


数分の記憶が飛んでいた。


状況は何一つ掴めなかったが、


彼は本能でそれを聞いた。



「試合は…?」



「…」



誰も口を開かない。


そして状況を悟った。



(そうか…あの時…)

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