《MUMEI》
死ぬということ 2
話の結末はこうだ。


結局は、二人とも死ななかった。


と、いうのも偶然にも車が通りかかり声をかけられたからだ。


ジョーは地面に座りこんで泣いている。

あたしはガードレールに足を掛け泣いている。



そんな状況を見られて、急に恥ずかしくなった。


「ジョー、帰ろう」

ジョーを抱えて無理矢理、車に押し込んだ。


しばらくするとジョーも落ち着いてまた話し合いながら車を走らせた。

ジョーは、死ぬなんて本気じゃなかった。あたしを繋ぎとめようとして、あんな行動をとったようだ。


にしても、闇から我にかえったあたしは、ものすごく疲れてうんざりだった。


刺激しないように、プライドの高いジョーを傷つけないように別れ話にケリをつけた。

ジョーはもう泣かない。

「悪かったな。もうわかったよ。」

そう言って納得したように思えた。


ジョーとの恋愛は大人の恋でした。
笑いあった日もあったのに。
恋愛の1から10を猛スピードで教えてもらった。

でもジョー、あんたなんか大っ嫌いだよ。


大っ嫌い。。。

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