《MUMEI》
一秒
撮影も無事終えて、六月になって学祭準備も始まり出した。まあ、これはほんのごく一部のことだが。
水瀬と後夜祭を過ごせるなんて夢のようだ。
しかし進展ない俺達はまともに会う時間も取れてない。キスだってそんなしてないし、それ以上はありえない。水瀬は上手く摺り抜けている気がする。
後夜祭はいい思い出にしよう。キスくらいは出来るようになりたい。
「お互い大会近くて時間取れないよな」
教室でも軽々会話出来るまで成長した。
「そだねー仕方ない。」
アレ、水瀬素っ気ないな。「そうだ、今日カラオケ行かない?学校早く終わるでしょ。」
……いつもの水瀬か。
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