《MUMEI》
超能力犯罪者2−1
ー光ヶ丘中学校・放課後ー
「ゆーい!!」
「ん?葵李(あおり)」
「笹奈(ささな)葵李ただいま参上。」
「バカ?」
「誰が!?まあ、いいや。それよりも今日ヒマ?」
「うん。」
「じゃあさ、エアーボード(ミニターボ付きで時速150キロまで出てしかも、3センチから300メートルまで空中を飛ぶスケートボード)買いたいんだけど付き合ってくんない?」
「あ、私も買おうと思ってたんだ。」
「そう?じゃあ、早く行こう。」
「うん。」
・・・
「着いた着いた、エアーボードショップ。」
「葵李はどれを買う?」
「うーんと、この草柄のやつかな。」
「ふーん。」
「惟は?」
「私はこの水色に白い雲が書いてある空柄のやつ。」
「へ〜けっこうイイね。さてと、レジに持ってこう。」
「うん。」
・・・
「良いのがあってよかったね。ラッキー。」
「ちょっと私、銀行(この都市では超能力開発の協力代金として月に一度お金が銀行に振込みされる)寄りたいんだけど、いい?」
「いいよ。待ってるから。」
ドーン!!
銀行から凄く大きな爆発音が響いた。そして、中から目出し帽をかぶった5人の男達が出て来た

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