《MUMEI》
プロローグ〜星羅編〜 *更新*
オランダ スヴァル社
「これはこれは◯◯◯国の広也大臣。」
「スヴァル社の星矢社長、今日は我が国で作っているコーヒーをお持ちしました。」
「そうか、それじゃあ、もらおう。」
広也はお湯を沸かす。
「そういえば、星矢さん。あなたのお子さんの星羅(せいは)君はお元気ですか?」
「ああ。今年から大学生だ。」
「もうそんな年でしたか。」
「ああ。早いものだ。」
「ええ。さて、できました。」
「ありがとう。そこのテーブルにおいてソファに座ってくれ。」
「はい。」
「それじゃあ頂くか。」
星矢がコーヒーを飲んだ。
「ぐ、あ。キ、キサマ、コーヒーに毒を・・・。ぐ。」
「青酸カリです。申し訳ありませんが、あなたは我々にとって邪魔な存在なんです。なので死んでいただきます。ああ、星羅さんの命は保証しますのでご安心を。」
数秒後、星矢は死んだ。

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