《MUMEI》 龍寡 帝弩10ー3<そして次の日5月5日> 「先生、今日高摩緊急のSP入ったので休みますって」 「そうかありがとう金慈、っていうことはあいつのNCTはまた後日か。ではみんな今日は年一度の全国一斉NCTだ、最大限に力を発揮して前回よりも能力が上がっていることを期待してるぞ」 「(今日NCTの日だったんだすっかり忘れてたな頑張って注目の的になれるように…んっ?まてよ)あ〜(ランクごとに計測場違うじゃんはあ〜がっかり)」 金慈はきずいていないが先程の『あ〜』という金慈発した声に驚きある意味注目の的だ。 <NCT Aランク計測場> NCTの計測器は能力者に合わせてそれぞれ違う。金慈は自分にもっも合うプール測定を選んだ。金慈の測定の仕方はプールの水を凍らせたり蒸発させたりするのだが……。 「レベル1ランクF」何故だかできなかった。 因みに金慈で最後だったので再テストを聞くと『何回やっても同じだ。プールになんの変化もなかっただろ、いや〜 それにしても能力者が下がるやつがいるとはなそんな前例聞いたことないぞっ』 といわれがっかりして帰ろうとしたときだった。 「最後、龍寡 帝弩」 金慈は後ろを振り返った。なぜなら金慈の後ろにはもう測定する人が並んでいなかったはずだからだ。 そこには見覚えのあるヤツがいた。 「龍寡…帝弩…」 「お前は計測器を選んでないが…」 「心配ありません自分で用意しますので」 帝弩がそう言うといきなり天から巨大な隕石らしきものが降ってきた。 龍寡 帝弩はとにかくなんでもありなやつだった。 帝弩はその隕石に手を向け『消滅波』といい1秒の間があき、帝弩の手のひらから?の光線が隕石を貫くと跡形もなく消え去っていたのだ。 金慈も先生も口をパクパクさせる。 「さっさすがだレベル50ランクS」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |