《MUMEI》
不死身です。1ー3
「菜樹の魔力で直したら?私は食べ終わったからいいけど」
「ようやく俺の名前を…ああそうだ俺魔力持ってるけど魔法使い科ほとんど習わなかったから使えないんだよね、さぁどうしたものか…」
「へっへっへ、さっきはよくもやってくれたな。フレノツさんこいつが例の大量に魔力を持っているやつです」
「ご苦労」
フレノツと呼ばれる男は手から銀色に輝く刀のようなものをどこからともなく出し全身真っ黒の男を斬った。
「ふッフレノツさん?」
「虫ケラは邪魔だ」
全身真っ黒の男はゲームでモンスターを倒したときのように消えてった。
「(どうする?あいつはどう見ても中ボスクラスはある)」
「フレノツ・レトメリアス…」
「?…おーこれはお久しぶりだなァ奈々美ちゃん」
「(この男と奈々美は知り合いなのか?)」
「『5大元素を司る大精霊よ。契約に従い私に力を宿しなさい』」
奈々美の体が光りいかにも美少女なんちゃらなんちゃらちゃみたいに変身しそうだったのだが途中で光が消えてしまった。
「あれあれ?どうしちゃったのかな奈々美ちゃん」
「(このままだと殺られる)」
「なんで変身できないのかは知らないけど今日こそは殺してあげるよ。じゃあバイバイ奈々美ちゃん」
「おいなんなんだよお前、人の家に勝手に土足で入り込みやがってお前と奈々美がどういう関係かはわかんないけどお前は俺を殺しに来たんじゃないのか?」
「おっと、そんなに先に殺されたいか」
フレノツは瞬間移動か何かで風倉の目の前まで行き高速で斬り刻んだ。
「フッフッフッ残念だったな殺せなくて、お前には拳一つで充分だ」
「ダメっ、そいつは魔法少女じゃなきゃ倒せない!!」
「どういうことだ?」
「そいつは5大元素を司る大精霊の力でしか倒せないの菜樹は男だから無理、私を救うのは諦めて」
「はぁー良かった『この命を引き換えに俺の肉体を女にせよ』」
菜樹の体がだんだん女のからだになってゆく
「はぁ、いいねぇ〜この感じ」
「えっ?」
「男じゃ魔法少女に変身できないのなら錬金術で命と引き換えに女にすればいいんだよ。んで?どうやって変身するんだっけ」
「えっ?ああ『5大元素を司る大精霊よ。契約に従い私に力を宿しなさい』よ」
「させるかー」
グサッっと菜樹の心臓に刀のようなものが突き刺さる
「だから俺、不死身だって。『5大元素を司る大精霊よ。契約に従い私に力を宿しなさい』」
「(あ〜とってもいい気分だ。力が漲ってくる。)」
菜樹は変身をし、手には武器(剣)が握られていた。
「一発で終わらせてやる(なんだっけか奈々美と初めてあった時に奈々美が言った必殺技の名前…ん〜えーとたしかああそうだ)エレメントスラッシュ!!」
「菜樹、必殺技の名前、覚えてたんだ…。私よりも魔力が強いから威力がすごい、これならやつを倒せるかもしれない…」
「ぐっうっうおーーーー。こんな変態の人間ごときにーー」
「あーえーとね、俺の肩書きの一つに変態ってあるんだ。これくらいはなんのその」
「ぐおーーーー」
「やっぱ、中ボスクラスだったな。つかあっけなかったな」

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