《MUMEI》 話は1年前へと遡る。 …………… 高校総体。 当日。 県営陸上部競技場。 「まだ連絡着かないのか!?」 「ダメっす… 誰も電話出ません…」 「あ…あいつらぁぁッ!!!!!」 …………… piririri!!piririri!! (まだ鳴ってるよ…) piririri!!piririri!! (いい加減諦めろよなぁ…) ピッ!! …………… 「つ…繋がった!!」 『よぉ〜...』 「貸せッ!!」 パシッ!! 「あ…」 『あぁ?誰?』 「関谷てめぇどこいんだ!!」 『あ〜...お前か。』 「おま…!?」 『わりぃけどさ先生、 俺大会には出ないよ。 つか、部活も辞める。 後はあんたのやりたいようにやってくれ。』 「なっ…おいッ!!」 ピッ!! ツー・・・ツー・・・ …………… 「…バイバイ。赤高陸上部。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |