《MUMEI》
らむっ!ピーンチ!!
うーん…遅いなぁ。何かあったのかな…
あっ!来た来た!!
「お疲れ様」
と語尾にハートマークをつけるように言うと
肩を並べて歩き出す。
よしっ!聞くぞっ、と思った瞬間肩を並べて
歩き出す。
よしっ!聞くぞっ、と
思った瞬間
「ねぇ、最近変な噂流れてるけど気にしなく
ていいからね。」
と言われ、分かってた
けど、
「噂って?どんな噂?」
って、わざと聞いた。そしたら、
「俺と可憐が付き合ってるって噂!!」
って言われたから
「気にするに決まってるじゃん!! ねぇ、あたしと可憐どっちが好き?」
そう聞いてしまった。そんな事、聞きたくない。でも、本当は聞き
たい。すると翔馬は
「何言ってんだよ、羅夢に決まってるだろ」
って言われたのが嬉しくて、可憐の事なんて
どうでも良くなってしまったんだ。
でも、それが甘かった…


可憐と翔馬が付き合っていた、という事を知ったのは、まだまだ先の話。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫