《MUMEI》 次の日――学校である騒ぎが起きていた。 「大変だ!うちのクラスの香山美希が行方不明になったって騒いでる!」 「なんで!?」 「分かんない・・・ただ『背の高い男』と一緒に目撃されているらしい (背の高い男・・・まさか・・・昨日の夜にあった男)と雅也は想った 「どんな人だったのその男は・・・」 と突然、星羅が横から横から口を入れてきた。 「分かんない・・・けど見た人がゆうには『最近少し変わった女の子知らない?』って聞いてただってけどその後はわからないって言ってたみたいだよ」 (もしかしたら昨日会ったあいつか?・・・けどその正体が分からない) 「ねえ・・・今日の月が三日月か満月か分かる?」 「今日は満月みたいだよ…それが何?」 「いや・・・なんでもない・・・」 その後、雅也は星羅にある異変を気付いた。 (星羅・・・まさかお前に秘密があるか?お前には謎が多過ぎる・・・ どこから来たのか何ものなのか優しい瞳をもつのに冷たい瞳しかしない一体・・・) 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |