《MUMEI》

雅也自宅―――
「結局、勉強できないし・・・・まぁ寝るか」

ニャー・・・ニャォ・・・
        「ラーニャか・・・おいで・・・」
「・・・あのベランダにきていただけませんか?」

「?」

外に出ると一匹の白い猫がいた――
「あの――昨日星羅さんと一緒にいましたよね?」

「え!?まぁ・・・はい・・・あなたは猫で・・・」

「はい。星羅さんのお供をしておりますラックです。昨日の事で手紙を届に参りました。それでは私はこれで失礼いたします。」

「おい!なんだよこの手紙!」

でも一応見て見るか・・・

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