《MUMEI》

それから、夜になり雅也を家に送ってから自分の部屋に戻った星羅はいつの間にか寝ていて夢をみていた――

〜・*・〜・*・〜

『星羅・・・星羅・・・』

『・・・?』

『星羅。』

『あなたは・・・アンジェラ様!私は何をすればいいですか?私の過去が知りたいです!!ああ・・・アンジェラ様ならお分かるでしょう!』
『星羅・・・自分の目で確かめるのです。そしてあなたの考えは間違っているところがあります。』

『なんでしょう?』

『それを確かめるのですよ星羅。そしてあなたはバンパイア界の女王として人間界に狼一族を入れないようにするため、封印しなければなりません。』

『分かりました。アンジェラ様。私でも・・・』

『人を信じなさい。そうでなければ真実を突き止める事はできません。でも掟は破ってはいけませんよ――――』
--*--*--*--*--*--「・・・ア・・ンジェラ・・様・・・あれ・・?私・・寝てたのね。ありがとうございますアンジェラ様。私やってみます!」

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