《MUMEI》
星羅の過去
今からわずか14年前――
『奥様おめでとうございます可愛らしい女の子ですわ』
『麗羅、今日からお姉ちゃんになるのよ』

『わぁかわいい赤ちゃんだね!!名前は?』

『星羅よ・・・星のように輝く女の子になってほしいわ』

チリンチリン・・・

『はい・・・どなたですか?』私、アリアは玄関へ向かったわ・・・すると・・・

『あら・・・気のせいかしら・・・』

キャアアアア!!

『奥様!?しっかりしてください!奥様・・・?』

その時背後から・・・
『アリア!後ろ危ない!!』

そのときあなたのお姉様・・・麗羅様は狼一族の魔法からかばってくれたの――

『きゃあ!!アリア・・・お願い・・・星羅を・・・助けて・・あげ・・・てこれと・・・一緒に・・・』

『でもあなた達を・・・麗羅様、奥様・・・』

声をかけた時にはすでに息絶えていましたわ・・・

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫