《MUMEI》

睨まれたはずの二人
は、麻木を凝視し喉
をゴクリと鳴らした


『…っ、センセっ』

『はあっ、麻木先生
アナタ…御自分が今
どんな顔してるか解
ってるんですか?』


残念な事に、睨んだ
はずの麻木の瞳は涙
で潤み、頬を紅潮さ
せ蕩けきった顔は壮
絶な色香を匂わせて
二人を煽り誘ってい
る様にしか見えなか
った。


『ちっ、俺、もう我
慢出来ねぇよ!』

剛史が呻いた後、ズ
ボンの前立てを寛げ
て、完全に勃ち上が
った自身の熱い欲望
の証を取り出す。

ソレを数度軽く手で
扱き、先走りに濡れ
る尖端を、今だ収縮
を繰り返す麻木の秘
穴へと擦り付けた。


『ひっ…馬鹿な…や
…めろ、剛史!』


突如、尻に感じた灼
熱の肉塊。ヌルヌル
としたソレは穴の周
りを撫で滑っていた


『…っ、センセ、ご
めんね!』


腰をガッチリと固定
させられた直後、ス
ブズブとその凶器の
様な切っ先が穴をこ
じ開け侵入して来る

先程の指とは、比べ
ものにならない位の
質量と異物感に苦し
む。

『ひあっ、ハァッハァッハァ
ッーーハァッハァッーー』

腹の内側から裂ける
様な感覚に恐怖を覚
え、痛みを逃す為に
短く息を吐く。

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