《MUMEI》 201102040002『新自由主義』 自由と労働と誇りによる経済復興を求める、プラクティスな、平和理念を新自由主義といい、それによってなされる経済体系を、新自由主義経済という。 此れは、国連規約に則った正式の経済思想マニュアルであり、現行までの、私の資産高一千四十万景ユーロ(日本円)における、国連規約経済への移行を意味する。 全世界規模で、行われている貧困社会の救済の為、百三十億の国際市民一人につき、二百万ユーロ(日本円)が、資本高として、拠出されるものである。 二百万ユーロの拠出は、各自、労働により、受け取られる、祝福(セレブレイション)であり、誰しもが、年間をとおして、二万ユーロなり、五万ユーロなりを、手に入れられる仕組みである。 新自由主義経済における大事な約束事は、契約による労働というよりも、一人一人に貸せられた、自由の名の下の選択による労働である。必要性のある労働であり、日々、物資を生み出す貴重な労働ともいえる。 労働は、百三十億人分、用意されているのではなく、百三十億人が、それぞれにより、考えて行う、若しくは、選択した仕事によって行う、能動的行動であり、労働からの自由は、すなわち、祝福(セレブレイション)の放棄を意味する。セレブレイションは、与えられたものであるため年次繰越される。 恐らく、現在でいう、一人二百万ユーロというのは、一生における最低限の富、若しくは、約百年間における妥当な最低賃金の目安にあたる。 尚、この措置によっても、二万六千景ユーロの価値総額の通貨拠出であり、全体の、四百分の一に過ぎず、年間二百万ユーロの、過大拠出が、検討されても、最低四百年間分、国際市民は、労働を模索できる、通貨高である。 つまり、倍の四百万ユーロ、ないし、それ以上の祝福を獲得したとしても、全体として、一定の水準が、示す事に変わりなく、労働条件は、国際連合規約により、安定するはずである。 この単純な、国際連合の資本化、経済拡大主義のそもそもの是正、労働規約の簡易性、選択による労働のそもそもの自由を意味している。 文字通り、国際連合が、拠出する年二万六千景ユーロの資金枠に対し、何パーセントが、実質割り当てになるかは、わからない。しかし、この管理経済上の、各経済を考慮するにしても、マネーの総価は、一定であるといえる。よって、労働の総価も、一定である。 何よりも、貧困社会の為に、国際連合が、世界労働の何パーセントかを、管理提供するので、そもそもの、貧困サイクルが、無為な社会保障ではなく、新自由経済によって、確保される点にある。貧困は、未然に塞がり、富は、集中化から、分散化の路を辿る。 世界は、こうして、共有世界を、通貨を、通して、知る事になるだろう。現行の金資本主義を通り抜け、人々は、管理資本主義の下に、各経済を助長することになる。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |