《MUMEI》

「いつからだっけ?善彦と話すようになったの…」




「…さぁ…」






いつから…


そんなの忘れようが無い…





俺がスレシルになってからだ。







『山田!やっぱりお前もだったんだな!!』



あの時の事を思い出すと、山男は自然と笑みが沸く。



―あのデカイ身体で、涙浮かべて抱きつかれちゃなぁ…







田中との会話が途切れ、2人ぼんやり外を眺める。


放課後の少し寂しげな空気の教室と、
部活に励む生徒たちとの絶妙なコントラストに身を任せていると軽い眠気すら帯びてくる。







が、

「…これは…」

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