《MUMEI》
世界戦争15ー4 *追記訂正*
それもそのはず金慈はあの力を使っている。そうあの力、騎士天使の力だ。
金慈はあの発動以来、ずっと訓練をしてなんとか騎士天使の力を制御できるようになっていた。
「(やっぱ、このシーソード使った方がいいか)」
金慈はシーソードを手に持つ。
すると、青色の刃が出てきた。
「(前と色が違う、どういうことだ?)」
「ボケっとしてると死ぬわよ」
「フッ、お前もとろいと死ぬぞ」
「豚が喚け!!」
ルル・ラチルがそう言った瞬間、彼女の全身からドス黒いものが爆発したかのように出てきた。
「うっ」金慈は地面にかがみこみ口から血を吐く。
「(意識が奪われる)なんだよ、この黒い煙」
「さてっ何でしょうね。問題です」
再びドス黒い煙がルル・ラチルの全身から放出され、黒い煙から炎となって金慈を焼いた。
「?!うっうあ」
「金慈!!」
「しっかり見ときなこいつの最後を」
ドス黒い煙が金慈を飲み込み、爆発を起こす。
だが…
「防護フィールドを展開ってな」
「死んでない?!ん〜今のは死んだとおもったんだけどなぁ」
金慈は騎士天使の力で爆発の衝撃を受けていなかった。
金慈はいま使っている騎士天使の力かは知らない
けれども物体温度を変える能力じゃないことは理解している…
「そんなんで俺を倒せるとでも思ったのか?この力はなんなのかは知らない。けどそんなのどーだっていい、お前を今ぶっ飛ばしてやれればっ」
「頑張るね〜あ〜残念だな〜あなたには興味が芽生えたからもうちょっと楽しみたかったんだけど、時間(タイムリミット)もあるし、もどんなきゃ」
「時間(タイムリミット)だと?」
「そう、もう次で最終段階準備完了」
「何のことだ」
「どうせあなたたちには何もできないんだろうから少し教えてあげるわ。時間(タイムリミット)ってのは教会側が仕掛ける作戦の最終段階のことよ」
「その時間(タイムリミット)はいつまでなんだ?」
「時間(タイムリミット)はロシア時間7月7日午後7時07分、日本時間7月8日午前1時07分それから6日後に…。
精々頭、悩ませな」
甲高い笑い声とともにルル・ラチルは何処かに消えてった…

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