《MUMEI》
新たな気持ち
俺の頭の中では

さっきの女の子の泣き顔が何度も繰り返し

出てきていた。

考えてることも

やっぱりさっきの子のことばかりだった。

[彼女は誰なんだろう?

なんで1人で泣いていたんだろうか?

こんな時間にどうしたんだろうか?

教室にいたら
彼女は帰ってくるだろうか?

・・・・・・・また
会えたらいいな・・・・・・]

俺はこんなに

誰かに会いたいと思ったのは

初めてだった。

自分の中に、こんな気持ちがあることさえ

知らなかった。



少し時間が経ち

辺りを見渡してみると

荷物がまだ置いてある机が、目にとまった。

[あれ・・・・・??

江上はまだ帰ってないのか?

もう結構遅いのに。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

そういえば

さっきの子が座ってた席って!?]

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