《MUMEI》

『こらっ剛史、あん
まり麻木先生をから
かってはいけません
よ。』

相模原父がやんわり
と諌める。


『だって、センセっ
てば、漏らしてるん
だぜ〜ほらココ!な
っ、赤ちゃんみたい
だろ?親父ィ〜』


口を尖らせながら指
差すのは、未だにト
ロトロと少量の白濁
液を垂れ流している
俺の肉棒の尖端。


ああ、と相模原父は
俺のモノを見て嘲り
ともとれる笑顔で頷
く。


俺は、慌てて自由に
なった手で肉棒を隠
したが、直ぐにその
手は剛史によって剥
がされた。


『隠しちゃダァ〜〜
メッでちゅよ、ケイ
ゴチャン!悪いおテ
テでちゅね、メッ!』


『クスクスッ、ではこれ
以上、お漏らしをし
ない様に、ココをこ
うしましょうか?』


そう言った相模原父
は、先程解いた麻木
のネクタイを手に取
り、肉棒の根元にグ
ルグルと巻き付けて
きつく縛った。


『あと、こちらもコ
レで栓をして…と…
さあ、コレで良いで
しょう。』

肉棒の尖端に触れた
後、何かがチュプリ
と捩込まれた音。


『いっ、ぎっ、あぁ
ぁっ』

肉棒の尖端の、痒い
様な痛みに下を見れ
ば、尿道に先程の小
瓶の蓋裏の綿棒が突
き入れてある。

ネクタイを根元に巻
き、尖端に小瓶の蓋
の帽子を被った俺の
肉棒は、滑稽で卑猥
な姿を晒していた。

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