|
《MUMEI》 最強VS最恐2-2ゴウッ 強風が惟を襲う。 「くっ。」 惟は右手を出した。すると、風が消滅する。 「グルルル、グガァーー!!」 ゼウス(全能神)の雄叫びにによって衝撃波が生まれる。 「キ、キャー!!」 ドサッ 「ぐっ、痛っ!!」 惟はゼウス(全能神)を見据える。 「このままじゃ、一般人まで・・・。」 「グァァ!!」 「(あの羽・・・まさか能力による・・・。だったら私の手で触れれば・・・。)」 「グガァ!!」 ゼウス(全能神)の翼からいくつもの羽の矢が放たれる。 ズーン 「げほっげほっ、ぐっ。」 惟は電波と同調してゼウス(全能神)に向かう。しかし、また衝撃波が放たれた。 惟は吹き飛ばされ、ビルの窓ガラスに突っ込んだ。 「キャー!!」 パリーン ズーン 「ぐっ、あっ。」 惟はよろよろと立ち上がる、が、膝から崩れ、手を床についた。 「おい、あんた大丈夫か?」 店内にいた一人の男が言った。 どうやら見ていたようだ。 「何なんだ、あの悪魔のような奴は・・・」 「(悪魔か・・・。)そうかもしれない。」 惟は微笑み、立ち上がった。 今度は倒れない。 立ち上がり、背中に刺さったガラスを抜いた。 その時，羽の矢を放とうとしているゼウス(全能神)が目に入った。 「み，みんな逃げて!!」 「えっ?」 「なっ、何だ?」 「(ま、間に合わない）」 ゼウス(全能神)から、羽の矢が放たれた。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |