《MUMEI》
201102190001
物事には、終わりがある。どんな事にも、平等に、また、確実に、終わりは、やってくるのだ。

日が日没して、次の日が、明けるまで、平野は、闇に閉ざされるかもしれない。だけど、平野には、電灯だって、ロウソクだって、明かりがある以上、人々は、活動するんだ。

万物には、必ず答えがある。

等しく生きる為の方法、金を飛び切り稼ぐ方法、愛しい人を口説き落とす方法、万物は、生きて、終わりがくるまで、活動する。その中で、答えを見つけて、迷って、合ってるか確かめて、最後の時間を過ごす。

これは、万物に平等な事であり、生きた時間は、関係ない。人々は、等しく生きている。そして、私は、少なくとも、今、笑っている。それが、答えだと思う。

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