《MUMEI》

『じゃ、本題に入るとするか』

コホンと咳払いをして担任が言った。

『松竹梅・・・成績・・なんだがな?』

『なぁにぃ〜?』

僕の頬をツンツンしている織ちゃんが答えた。

『非常にいいづらいんだが・・』

そう言う担任はかなり言いずらそう・・

やっぱ僕がいるからか?

それとも別の意味で?

「やっぱ、席はずしましょうか・・?」

そういうと、手をぎゅっと握った織ちゃん。

『かなちゃんは、ココにいるの!』

なぜか怒られた。

そして、話しが始まった。

それは、びっくりだが、よくよく考えると当たり前のことで・・



『留年、するかもしれない。。。』

留年かー・・・・・それはまずいね〜織ちゃーん・・・・・

じゃなくって!!!

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