《MUMEI》
始まり
2036年・・ 時は電力で支配する世の中となった。

電力は全てを救い、造り、癒し、やがて人々は電力を使い全てを成し遂げようとしている。その世界で、ある異常が引き起こされようとしていた。

「いってきまーす。やっばい!遅刻する!!



短縮ルート展開♪」
電力地図を広げる。
「道をこうして、こうしてと。近道♪近道♪」

道を電力で一時的にねじ曲げる女性・・。

私は中虹のぞみ。電力システム使って生活してるごくごく普通?の専門学生!

電力光学制御専門学校の生徒で学校には光学科と制御科があって、私は制御科の一年生。

光学科ってのは、電力を作り上げたりして世の中の電力を良い方向へと導くことに関して学ぶ科で、

制御科ってのは、その名の通りで電力を制御したり、置き換えたりして悪い電力を良い電力に変えたりすることについて学ぶ科なんだ。

光学科はマジメな人達の集まりだけど、

制御科は、正直やばい人達の集まりだと思う。

光学科は「より良い電力の未来を」ってスローガンとかたててとってもお堅い感じ。

でも、制御科と言ったら「この上ない制御を」とか言ってるけど、制御科はイカサマとか、バグとかを有効活用ってのも応用する技術も学ぶんだ。

そして・・・

まあ、どんな人達がいるかってのはこれから拝見してね。
「おはようございま〜す。」

・・・・イカサマだらけ日常が、始まろうとしている。

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫