《MUMEI》

カツリ







オマエモ…スレシル カ







「!」

「え?なに、今の…」


嫌な予感がした善彦は、かなり強引に身体をひねり、田中に叫ぶ。


「いいから!早く逃げろ!」



善彦の大きな声に面食らった田中は、少しの躊躇の後、今いるクラスのベランダから隣のクラスのベランダへ行くために踵を返した。




が、





「ぐあっ…」

「ぎゃっ?」

その、少しの躊躇が命取りとなってしまう。

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