《MUMEI》
第1章 ロボットの出現1/2
2013年 アフリカ
動物たちは
大量虐殺型ロボットに
殺されていた
ロボットは
動物の始末を終えると
一斉に爆発し
一面を焼け野原にした

日本 連合軍
「動物達は全滅、
アリ軍も全滅!」
連合長官は事態が
悪化することに
悩んでいた
『AIはロボットを
使って
破壊活動を行っている』『我々の居場所も時期
わかるだろ』
『あぁ、可能性もある』『連合軍本部の周りに
BB弾砲台を
設置している
これで持ちこたえる』
「持ちこたえても、
ロボットの対策は
どうなるだ」
会議室の前方モニターにロボット対策長官が
映っていた
「解析が完了したのか?」連合長官は
唾を飲んで聞いた
「完了した!
データはカブト軍に
送ったから」
その言葉を聞き
皆、喜んだ
だが、喜びはつかの間
〔エリア5078に
ロボットが出現!
エリア5078に
ロボットが出現!〕
「なに!
直ちに水圧砲搭載車で
小人軍出動せよ!
なお、クワガタ軍は
援護に回ってくれ」

エリア5078
3体のロボットが
火炎放射器で建物を
破壊していた
「エリア5078に到着!
A隊はロボットを
破壊行動を阻止します」A隊は水圧砲搭載車で
ロボットに向かった…

「これから
作戦行動に移る
大和は水圧砲で火災を
鎮火してくれ
麻実は逃げ遅れた人の
確認作業をする
俺と正は
ロボットの行動を阻止!わかったか」
〔はいっ!〕

大和・水圧砲搭載車
「火もだいぶ治まった
あとは逃げ遅れた人の
確認を…」
大和はモニターに
建物の裏に人の足が
見えた
「大変だ!
あそこは火が近い場所
助けに行かないと」
大和は防護服を着て
倒れている場所に
向かった…
「大丈夫ですか?」
『足…足が…』
見てみると足に柱が
倒れて動けなかった
「待っててください」
大和はてこの原理を
使って柱を動かすが
びくともしない
『私の事なんか見捨てて逃げてください…』
倒れている人は
そう言ったが…
「逃げません!
助けるのが仕事です」
『でも…』
「でもじゃないです!
これぐらい〜…」
大和が力一杯やると
柱を向こう側にやった
「さぁ、行きましょう」
大和は倒れていた人を担ぎ
水圧砲搭載車に戻った

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