《MUMEI》
第五回 IAEA
国際原子力機構の役割は、現在、安全に原発推進、原子力利用を進めようという趣旨において、行われている。

高度に関係化された、国際連合の本音は、核の許容と安全な管理であり、寧ろ、非核化は、一部、管理基準の低い、中小国家群に対する核拡散の防止という不平等な核論理のもとに、推進が、叫ばれている。

当然、日本で、起こった事故は、核コミットメントされ、次の原発製造への足掛かりにするつもりだ。

果たして、非核化を鼓舞する我々、日本人は、この活動に一人の日本人代表者を送り込んで、事実、五大国の、核兵器廃止へのカウントダウンを成功させていた。

しかし、その一方で、日本の原子力機関と併せて、世界各国に核の需要を喚起させている。


少なくとも、金銭問題、エネルギー問題、コストの問題、核技術の問題、等を、抱えている中小国家に、核技術を売り捌くのが、限界といえる。

その中で、起こりえた福島原発溶融事故は、果たして、どんなメッセージに変えられるのか?ご想像に、堅くはないと、おもわれますが、世界の首脳部は、如何でしょうか?


スティーブン・エス・ヘル(国際法研究者)

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