《MUMEI》

お前はあの一件で
国を恨んでいる。

それはずっと知ってる。

そんなお前に国の命令なんて…。

本当だったら頼みたくない。


…わかってます。
妹が拘束されている身ですから。



お前には、復讐だけは…
してほしくない。



わかってます。
妹を助けるためには
国の犬に
成り下がらなくては
いけないことも。


けど教官。


私は絶対に許しません。
私がここに連れて来られたあの日の事。

私を育ててくれた
教官には感謝しています。

けどそれだけです。





ああ。
分かってる。

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