《MUMEI》 ―ガタタン 「?」 「なんだ?上の階で誰か暴れてんな…まったく高校生にもなって落ち着かないなぁ。」 司書の横山先生の所に来ていた山男は、しばらく耳をすましていたが、他に音が聞こえる様子は無い。 「じゃ、顧問は俺がやってやるから、職員会議の方は話を通すよ。山男の考え方は嫌いじゃないしな。この間の提案に賛同している先生も少なくない。」 「お願いします。生徒会の方は自分でなんとかしますから。あと、部員を4人集めておけば良いんでしたね。」 「そ。言いだしたのはお前だからな、やる事はやれ。」 「はい。お世話かけます。」 前へ |次へ |
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