《MUMEI》
第一章 コントロールされるシビラゼーショ
完全に報道は、政府コントロールに置かれたまま、事態は、民主党主導化で、小沢法廷を、無視する感じで、かつての不正者たちを、新しく政治の前線へと、躊躇なく、駆り立てていった。

まったくもって、『独善』の名前の下で、繰り広げられる民主党不正政治は、首相、菅直人の手によって、一縷に、『救国内閣』へと、変貌することに、なりつつある。

我々、国際共同体アン・ユナイテッドは、被災の鎮火作業を手伝うとともに、民主党不正政治を討ち変える焦燥感にもとらえられていた。

第三極の策定に失敗した、私は、アラバート一世を名乗り、国際皇帝を、永年化する。私は、国際連合に寄り、日本報道が、隠蔽化した、リビア内戦に、決着を付けるため、リビア、カダフィ軍への、軍事作戦を展開していた。時、ゆれる、二千十一年春を待つ、冬の終わりの時期であった。


柊兆次郎(SF作家)

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