《MUMEI》
弟殺し2‐4
『おい…開けろ、クズ虫』
……
だが、返答は、無い
『クズ虫が…調子こくんじゃねよ』
がち、きぃぃぃ
扉がゆっくり開き、そこから拳銃のみが突きつけられた
『うるさいよ、馬鹿兄貴、静かにしないなら、頭飛ばすよ?』
リボルバー式マグナムを兄の額に当てながら弟は、脅してきた
『そんか、感触も無い玩具で、俺を脅せると思うなよ、糞餓鬼が、指を切り落とすぞ、あぁ!!』
睨み合い互いの武器を見合う二人
『死ね』
バン!しゅん
弟からの先制攻撃だったが、兄は、身を縮め弾丸を交わした
『おらおら!斬られろよ!』
キン!キン!キン!キン!
兄からの攻撃を上手くさばきながら後ろに下がり二人は、部屋へ入って行った

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