《MUMEI》
〜第3幕・火傷とガラス片による拷問1〜
『うぅ…ここは…?』
矢那世は、薄暗い部屋に連れて行かれ椅子に縛り付けられている
『私の家ですよ、血と腐敗臭が染み付いたね…』
黒岩斬解の口調が少し変わった
『では、話してもらいましょうか…先ず、あなたが、鮫廼財閥の金を使いこんだ訳から』
カツカツカツ、黒岩斬解は、矢那世に歩み寄った
『知らんな、そんな物、それより貴様!早く私をここから…ぐぅ!』
ばしん!ばしん!!
黒岩斬解は、矢那世の顔を鞭で叩き始めた
『ぎゃあ、ぎゃあ、うるさい口には、お仕置きですよ、次に騒いだら、キ〇〇〇をピーナッツみたいに潰しますよ、それともケ〇を溶接して差し上げましょうか?』
そう言いながら、黒岩斬解は、ナイフと溶接機を取り出した
『ふ、ふん、や、やってみろ、だが、俺が死んで迷惑するのわ、お前だ…』
黒岩斬解は『大丈夫ですよ…死なない程度にしますから』と答えた

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