《MUMEI》
自称:七二子信者
「私は七二子様を慕う「七二子四二七」のメンバーの十四子(じゅしこ)。覚えておきなさい。って言っても、あなたはここで殺される運命だから、覚えなくてもいいわ。」
電力針や岩石を飛ばす十四子。

「強気なのね。言わせて貰うけど、あんたが言ってる事で、間違ってる事が2つある。一つは、あなたは七二子を慕うメンバーの一人じゃない。」
電力針と岩石を相殺してゆく中虹のぞみ。

「はあ?なに言ってんの?」

「あんたは騙されてるの。七二子四二七は七二子擬似グループ。本物じゃない。」

「え・・ええ・え・・え?」

動揺する十四子。


「どうやら心あたりがあるようね。電力にかなり乱れが出てるけど。」

「うるさいうるさいうるさいうるさい!」

さらに動揺する十四子。

「あと、もう一つ、私はここで殺される運命なんかじゃない。
少なくともあんたみたいな偽者に、殺されてたまるかって話!!!」

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