《MUMEI》
夢9
あきらちゃん!えっ?みぃがそんな風に言うなんて、意外。というか、俺もみぃもお互いよく知らなかったんだ。からかってるのか?でも、一瞬でも、好意を抱いたのなら、否定するのも、なんだか、気持ちのいい話じゃない。みぃが俺の返事を待ってる。そもそも俺から誘ったんだ。期待させるようなことも言ったし。あの、みぃ。みぃは俯いている。 みぃ、こっちむいて。みぃは、俺をみて、笑いながら、両手で俺の頬をつねった。期待しちゃったじゃない。そういって、立ち上がった。今度こそ帰ろうよ。ねっ?とみぃは歩き始めてしまった。追いかけようとすると、ケータイがなった。かなからだ。みぃを追いかけながら電話にでると。男の声だった。誰?俺は一応かなの彼氏だ。頭に来て、大きな声で、かなに何もしてねぇだろうなと、言った。みぃはびっくりして振り向いた。姉に何かあったのだろうか。不安がよぎった。彼が口論している。電話口の男は、幼なじみのけんとだった。お前、女の妹にも手だしてんのか?なんだよそれ、かなはどうしたんだよ!と怒っている。どうしょう。あきらちゃん!みぃに変わって。けんちゃん?みぃだけど、いったいどうしたの?あっみぃ?お前はいつから、人のに手出してんだ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫