《MUMEI》
〜第3章・火傷とガラス片による拷問2〜
『殺さない程度だと…?』
矢那世氏は、訪ねる
『はい、私は、拷問が仕事です、でもですね、私は、あなたの悲鳴とついでに横領の事がきけたら、それでいいんですよ』
と、黒岩斬解は、答えながら、ガラス片を眺めていた
『これが刺されば痛いですよ…でも、ガラス片は、刺さっていても、問題無いんですよ、だって火災の時に爆発がありましてね、爆風であなたの体に刺さる、当然、それで逃げ遅れて体中に火傷、それが筋書きです』
そう答えながら、黒岩斬解は、次に鉄の棒を熱している
『き、きさま…!!』
がちがち
動こうにも矢那世氏は、拷問用の椅子に固定され動けない
『大丈夫ですよ…火傷で痛いと思うのは、肌とその下にある皮膚組織までです、それを超える大火傷だと、痛みすら感じませんよ』

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