《MUMEI》

と・・・そんな簡単にいくわけもなくって・・・

『かなちゃん?どうしたの?』

「いや・・・明日からはさ、歩かない?」

『あるく・・・・』

そう。

織ちゃんはあれから毎日リムジンで僕を迎えに来るんです。

それは学校の前まで車で。

かなり目立ち・・とゆうか元々織ちゃんと付き合ってるじたいでかなり目立っていたけど。

それ以上に目立つわけで・・・

疲労が日に日に・・・

「うん。朝は織ちゃんと歩いて学校にいきたいなぁ」

『いいよー!』

「よかった!」

ほんとによかった!

だって、これで僕も織ちゃんも目立つことなんて無い・・・

やっぱ、毎日目立つのはキツい!

でも、公認カップル(?)だから非難を浴びたことはない。

むしろ、羨ましがられる。仲が良くて。

それ自体は僕も嬉しいわけで。

とりあえず、歩くことが決定した僕達は歩いて学校ヘ行った。

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