《MUMEI》

ストン



無事地面に降り立った山男は、クッションにした茂みの中にいる田中の下へと駆け寄る。

「ダイちゃん?ダイちゃん?」

「うぅ。」



顔をペチペチ叩いてみると僅かに反応はあるものの、意識が浮上してくる様子は無い。



「ど、どうしよ…ダイちゃん巻き込んじまった…」



意識の無い田中にどう対処したら良いのかと、オロオロとしていたら、真後ろから突然声がかかった。


「山男君?今の…何?」

「!?」



驚いて振り向いた先には、目を丸くした生田先生が窓を開けてこちらを見ていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫